高収入の医師も注意が必要! 高額所得者が投資に失敗する理由
(画像=勤務医ドットコムより引用)

高収入の医師は投資をして資産運用を行っている人も少なくありません。でも、投資で全員が“成功”しているかというと、残念ながらそうではない現実があります。今回は、医師などの高額所得者が陥りやすい投資の失敗パターンなどを紹介します。

目次

  1. 高所得者ならではの失敗の理由
  2. 医師におすすめの不動産投資での落とし穴
  3. 失敗しないために準備はしっかりと
  4. まとめ
  5. 不動産運用セミナーTOPはこちら

高所得者ならではの失敗の理由

高収入の医師も注意が必要! 高額所得者が投資に失敗する理由
(画像=勤務医ドットコムより引用)

投資をする際に金融機関から融資を受けてはじめることがあります。不動産投資など多額の初期費用がかかる投資方法の場合は、いかに高収入の医師であっても大半はローンを組んでまかなうことが一般的です。

金融機関は融資をする際、借り手の返済能力、不動産投資の場合は物件の将来性や運用計画などから評価を行い、実施するかどうかを判断します。仮に一般的な収入のサラリーマンが融資に申し込んだ場合は、投資に失敗すると本人の給与だけでは返済ができない可能性があるため、シビアに物件について調査が行われます。

しかし、高収入の医師の場合は「返済能力が高い」ため、物件に対する調査時間があまりかけられずに融資が決定する場合があります。投資に失敗したとしても、毎年得られる高収入によって返済が可能と判断されるからです。

これは医師にとって「うれしい」ようでもありますが、実際は「怖い」ことです。物件に対して融資のプロである金融機関によるシビアな目線でチェックをしてくれれば、不動産投資で失敗する確率を自分だけで判断するよりも低くすることができるからです。高収入であるがゆえに、このチェックの過程がパスされてしまうわけです。

これを防ぐためには、医師は自分でプロの不動産コンサルタントなどにチェックしてもらう方法などがあります。自分の資産は自分で守るという感覚が投資には不可欠です。

医師におすすめの不動産投資での落とし穴

高収入の医師も注意が必要! 高額所得者が投資に失敗する理由
(画像=勤務医ドットコムより引用)

本コラムでも「医師には不動産投資がおすすめ」と書いてきました。その理由は、不動産投資は実際に支払っていない減価償却費という費用を一定期間、「経費」として計上できるイレギュラーな投資法だからです。この方法により、節税効果を生みやすい投資法と言われています。

ただ、どんなに「おすすめ」であっても、失敗する可能性があるのが「投資」です。高収入の医師は冒頭で書いた通り、融資を受けやすく、不動産投資もはじめやすいものですが、「簡単にはじめられて節税できるみたいだからやってみよう」と事前知識を何も入れずにやってしまうと後悔することになります。

不動産投資をはじめる前に知っておくべきことは「不動産投資特有のリスク」です。不動産投資は物件を購入して、他の居住者に住んでもらうことで家賃収入を得る投資法です。そのため、「居住者に住んでもらう」ことが投資を成功させるための“絶対条件”になります。

空室期間が長くなり、「投資がうまくいかない」と判断した場合は物件を売却することが一般的です。このとき、投資は失敗であってもなるべくソフトランディングするために、購入時と変わらない、またはそれ以上の価格で売りたいところです。でも、人気のない物件を購入してしまうと、時間経過とともに物件価格は下がってしまい、売却においても損をするということになりかねません。

もう1つのリスクは「オーナー側が負担する費用」です。一般的なワンルームマンションであればこんなことはないかもしれませんが、物件の中には特殊な構造のマンションもあります。たとえば、エアコンが外に出ているタイプではなく、天井の中にすっぽりと入っているもの。居住者にとっては圧迫感がなく、見た目もよいのですが、このような特殊なものは修理が必要となると、普通のエアコン以上に高額の費用がかかります。

こういうことは不動産に対する知見がなければ、「買ってみて初めて気づいた」ということにもなりかねません。くれぐれもネットだけで情報を見て現物を見ずに、「何だかよさそうだからやってみよう」はやめておきましょう。

失敗しないために準備はしっかりと

これまで投資に対するネガティブなことを書いてきましたが、投資=失敗するものではありません。医師の中にも投資に成功して、資産形成と節税を上手に行っている方も確実にいます。

投資に成功している医師は「失敗しない」ための準備をしっかりしているのです。たとえば、不動産投資をはじめようとするのであれば、不動産投資についてしっかり勉強します。「費用はいくらかかり、利益はどのぐらい出るのか」「利益が出るまでにどのぐらいの期間が必要なのか」「管理は自分がやるのか、管理会社に任せるのか」「何が経費になるのか」「今の人気エリアはどこなのか」など、調べることはたくさんあります。ここをさぼってしまうと、痛い目を見る可能性があります。

また、「投資の目標を決める」ことも大切です。そもそも明確な目標を定めなければ、成功も失敗も判断できないので、周囲からは「それは明らかな失敗」と見えるものでも引き際がわからずに、だらだらとお金を払い続けることにもなりかねません。

「10年間で1,000万円増やす」など、目標は何でもよいので、自分が行う投資法のさまざまなケースを読み、そのうえで自分なりの目標を設定してみましょう。

まとめ

高収入の医師は周囲からも投資をすすめられることが少なくありません。でも、「お金があるから」と、事前知識もない投資に手を出すと取り返しのつかないことになりかねない、ということを念頭に置くことが重要なのです。

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