GAFAよりもリシュモンに企業が学ぶ理由 不況時にも強い職人技術とは

(画像=agcreativelab/stock.adobe.com)

世界経済の中心にあり何かともてはやされるGAFA、日本企業は、本当にこれらの巨大企業を手本としてビジネスを進めていくべきなのでしょうか?時に社会全体を動かしてしまうインパクトを持つアイデアとテクノロジーを使ったグローバルビジネスは、多くの日本企業が実践するには難しいものです。日本の老舗企業やものづくり企業が見習うべきは「リシュモン」なのかもしれません。

## ラグジュアリーブランドは不況でも倒産しない事実

2000年以降、日本経済が大きく落ち込む以下のような出来事が多数発生しています。

* 2008年9月:リーマンショック
* 2011年3月:東日本大震災
* 2016年4月:熊本地震
* 2020年1月ごろ~:新型コロナウイルスの感染拡大

約20年の間に多くの日本企業が倒産しました。不況を繰り返す中で日本企業は大量生産、大量消費、薄利多売へとシフト。業績回復の特効薬を求めてGAFAに続けとこれらの企業のビジネス戦略に関する情報を集め模倣しようとする企業もあったのではないでしょうか。しかし経済への不安がある状況下では、消費が落ち込み経済に回るお金がさらに減る悪循環に陥ります。

一般消費者は、生活必需品以外のものを買わなくなり高級ブランド品に目を向ける余裕もなくなるイメージを持っている人も少なくありません。しかしエルメスやシャネル、ルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーブランドの老舗は倒産する可能性は低いでしょう。

## 日本企業は「リシュモン」を手本にすべし

景気が低迷してもラグジュアリーブランドが売れ続けるのには理由があります。古くからある高級ブランドに対して消費者は「このブランドのものなら大丈夫」「品質が間違いない」というイメージを根強く持っている傾向です。またラグジュアリーブランドの貴金属などを身につけていることがステータスにつながったり実物投資として機能したりすることも理由として挙げられるでしょう。

これらのラグジュアリーブランドから日本企業が学ぶ点は、たくさんあります。今や知る人はいない有名ブランドも創業当時は小さな工房をかまえる職人が製品を作り販売していました。そこから自分たちのブランドを作り上げストーリー性を持たせ消費者に伝えながら少しずつ拡大し今日へとつなげていったのです。

日本にも古くからものづくりを行ってきた企業がたくさんあり職人が独自の商品を作り世界に展開してきました。近代では、ラジオやテレビ、電卓、携帯電話などの小型化、薄型化も日本企業がリードしてきた歴史があります。

日本企業が有するものづくりの精神と技術力、そして優秀な人材をラグジュアリーブランドが行ってきたブランディング戦略をお手本にして活用していくことで不況に強く世界で戦える新たな日本企業が誕生する可能性があるでしょう。ではどのラグジュアリーブランドをお手本にすればよいのでしょうか。それは、数多くのラグジュアリーブランドを要する「リシュモングループ」です。

多くのブランドを傘下に持つリシュモングループは「職人が持つ技術を大切にし、長期間価値が損なわれない商品が重要」という考えを戦略に落とし込みブランド力を高めています。

## 今一度足元を見つめなおして

リシュモングループのものづくりへの情熱や心意気は、かつての日本の町工場の信念にも通ずるものがあります。日本企業は、ものづくりの原点に立ち戻り「今ある資源をいかに有効に活用してブランド力を高めるのか」を追及していくことが業績回復への近道なのかもしれません。

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