家族のようなペットのために ペット保険加入前に知っておきたいこと
(画像=isavira/stock.adobe.com)

近年におけるペットの飼い方では、コンパニオンアニマル化が普及して、家族の一員として室内において愛情あふれる飼育環境で行うのが一般的になってきています。このような良好な飼育環境から、ペットの高齢化が進んでいると言われています。高齢化すると、罹患する可能性が高くなります。

治療技術は、進歩してきており高額なものも増えてきています。ペットの治療や保険に関しては、人と違ったさまざまな条件があり、事前にしっかりと理解していないと急な高額出費で思わず財布のひもを締めてしまうことも多いようです。ペット保険業界の事情や、ペットの罹患率などから、保険の必要性と最適な保険の選び方についてご説明します。

ペットの治療が高額になりやすい理由

大きく、以下の2点が挙げられます。

  • 自由診療
  • 公的な保険がない

ペット保険を考えるうえで重要なこととして、ペットの治療は自由診療であることです。これがペットの治療を高額にする理由の一つです。自由診療とは、獣医師が診療代金を自由に決めてよい制度なのです。

高額になるもう1つの理由は、人とは違って、公的な保険がペットにはないことがあります。そのため、ペットの治療費は、全額飼い主の自己負担です。さらに覚えておきたいことは、ペットの場合は、病気の発覚が遅れがちなことです。これによって治療費が大幅に高くなることもあります。

ペット保険に加入することで高額の治療も安心

ペット保険のメリットとしては、保険による補償があるので、ペットに気になることがあれば、ためらうことなく病院に連れていくことができる点です。ペットに対する思いやりを理想的に実現できるので、とても人気があります。治療技術も進歩しており、費用が気にならなければ、幅広い治療技術から最適な治療方法を選択することもできます。

年少の犬によくみられる「異物誤飲」「骨折」で手術すると、おおむね10万円〜20万円ほどの費用になることが多いようです。ペット保険に加入していれば獣医師からの高額な治療方法の提案にも安心です。

ペット保険の加入前に知っておきたいこと

飼育するペットの特徴を把握し、ペットの種別によってかかりやすい病気にしっかりと対応する補償内容であることが大切です。高額の出費を抑える効用が高くなります。

補償割合などが違ってくる

保険商品には、おおよそで5割から10割までの補償割合のタイプがあります。通院や入院などにおいては日額の上限がそれぞれに規定されています。手術に関しても、それぞれにおいて上限金額や手術回数などの制約条件があります。特約サービスに魅力があるものもあります。

年間での保証金額の上限もあり、1年間にどれくらいの補償が期待できるのか想定することが必要です。犬や猫などの品種の違いや年齢によって保険支払金額などが変わり、保険に加入できないこともあります。

加入できないケースがある

ペット保険では、加入するペットが基本的に健康体であることが前提となっています。したがって、過去に症状の重いタイプの病歴がある場合には、加入できないこともあります。過去にペットが、腎不全・糖尿病・肝不全などの診断を受けている場合には、加入できないこともあります。

ペット保険を取り扱う会社は2種類ある

ペット保険の商品を提供する会社には、「損害保険会社」と「少額短期保険会社」があります。「損害保険会社」は、一般の損害保険まで取り扱うことができる企業です。「少額短期保険会社」は、資本金1,000万円以上で設立できるように規定されています。

「少額短期保険会社」の特徴は、1~2年以内の短期保険で掛け捨てタイプだけを取り扱うように制限されており、金額も少額に限定されています。「損害保険会社」が経営破綻した場合には、損害保険契約者保護機構が保険金などの補償をします。しかし、「少額短期保険会社」の場合には、このような機構がありません。

早期発見・早期治療が大切

ペットの場合には、人と会話ができないことから体調が悪化していても気づくのが遅くなりがちです。早期発見・早期治療のためには、ペットの体調管理に必要なチェックポイントをよく理解しておくことが必要です。

何歳ごろに罹患するのか

犬や猫などの多くのペットの場合には、0歳での罹患率が高いことが特徴です。これは異物誤飲などが多くなっており、飼い主による十分なケアが必要です。さらに5歳以降から高齢化するにつれて罹患率がゆっくりと上昇してきます。保険支払金額もこの罹患率と比例して上昇する傾向があります。

どんな病気になりやすいのか

犬は椎間板ヘルニアになるケースが多いようです。犬の中でも種別を見てみると、アクサダイレクト社の「アクサダイレクトのペット保険」では、ダックスフントやコーギーなどの胴の長いタイプの犬から、トイ・プードル、フレンチブルドックまでが椎間板ヘルニアの保険金請求が多かったそうです。

また、ヨークシャーテリア、トイ・プードル、ポメラニアン、チワワ、ヨークシャーテリアなどには膝蓋骨脱臼の症例が多く見られるようです。

ペット保険での失敗やトラブル

トラブルの多くのケースでは、契約時に補償内容についてよく読んでいないことが原因のようです。例えば、犬の出産時の手術代を補償があると誤解してあてにしていたケースです。高額な治療費になることから、保険の内容についてしっかりと理解しておくことが必要です。

ほかには、契約期間中に発病してから病状が長引いたことでペット保険の契約を更新できなかったケースなどがあります。具体的な補償内容、契約期間をしっかり把握しておきましょう。

まとめ

ペットの治療においては、自由診療などの現状などから十分な治療やケアのためにペット保険が有効です。ペット保険に加入によって、家族の一員として大切にするペットのために、理想的な治療に近づけることができます。

>>【無料小冊子】高所得者のための不動産投資バイブル

>>【年収700万円以上の方限定】貯金0円からの資産形成 マネーオンライン個別セミナー≪株・不動産・外貨・保険・貯金≫

【あなたにオススメ】
新型コロナ関連の給付金。それぞれの税務上の取り扱いはどうなる?
コイン流出事件から早2年、、、仮想通貨の今
コロナ禍における資産運用の考え方とは?投資戦略のポイントについても解説
どこから始めればいい?資産運用の種類と基本
税理士が解説!勤務医の確定申告の基礎