「当たるも八卦、当たらぬも八卦」。いずれにせよ、気になるのが占いですよね。古くから親しまれている手相、見てもらったことのある人の中には「不思議と当たる」と感じた人もいるのではないでしょうか。

そんな手相占いには、「あると強運」といわれる手相がいくつかあります。ここでは、かつての偉人もこの手相だったことで「あると大強運」といわれている珍しい手相、「ますかけ線」について詳しく説明します。

ますかけ線ってどんな手相?

まず自分の手のひらを見てみましょう。大きくひらがなの「て」を左右逆にした形に似た線が描かれているはずです。実はこの形、人によって大きく異なるのです。

左右逆にした「て」の上の線は知能線と呼ばれる線です。多くの人は、知能線の上に人差し指あたりから小指の付け根あたりまで緩やかな曲線が描かれています。これは「感情線」と呼ばれています。

ますかけ線は、知能線と感情線が重なり合い、一直線につながり手のひらを横切る手相のことです。この手相を持つ人には一見すると感情線がないように見えます。

ますかけ線だと何がすごいの?

ますかけ線を持つ人は、運と実力を両方握っているといわれています。別名「成功者の相」「天下取りの相」などと呼ばれており、この手相を持つ人は大変強運なのだそう。

かつては織田信長や徳川家康もこの手相だったようです。

ますかけ線を持つ人の特徴

ますかけ線を持つ人は、リーダーシップがあり、また人から好かれやすい傾向があるといいます。突出したコミュニケーション能力に、普通では思い浮かばないアイデアを創出する能力があるともいわれています。

また仕事への熱意も高く、成功者が持っておきたい素質を兼ね備えています。これらの特徴から、会社員よりもフリーランスや経営者に向いていると感じる人が多いでしょう。

ますかけ線はどちらの手にあった?

ますかけ線を持っている人は、それがどちらの手だったかあらためて確認してください。手相は右と左で意味が変わります。

一般的には、左手が先天的な運勢で、右手が後天的な運勢として手相を見ます。左手にますかけ線を持つ人は、生まれながらに強運といえるでしょう。

両手ともにますかけ線があった場合、非常に強い強運の持ち主です。しっかり努力を重ねることで、後々思いがけない幸運を引き寄せるかもしれません。

線の形状は?

手相の線をよく見ると、一人ひとり形が異なることに気づきます。ますかけ線自体の形状に注目してください。鎖状になっている線は、神経質、デリケートな性質を示しています。このますかけ線を持つ人は、大胆さと繊細さを兼ね備えた人といえます。

ますかけ線から感情線が上にはみ出すように伸びているのは、エネルギッシュで情熱的な証です。反対に知能線が下に伸びているのは冷静さを持つ証といわれています。

ますかけ線は大器晩成型、焦らず努力しよう

ますかけ線を持つ人は、その強力な運によって波瀾万丈な人生になりやすいそうです。また、大器晩成型であることが多いため、新たな挑戦に対して「すぐに成果が出ない」と諦めてはいけません。

成功するその日まで、毎日コツコツと努力を積み重ねることが大切です。もし、あなたの手にますかけ線があるのなら、今取り組んでいることにどっしりと腰を据えて取り組んでみましょう。