多忙なビジネスパーソンにおすすめ 続けやすい大人の習い事
(画像=Song_about_summer/stock.adobe.com)
本間貴志
本間貴志
ビジネス書に特化した編集会社のサラリーマン・ライターを経て、資産運用や税務の分野を専門とするライターとして活動。自主管理で賃貸経営をする不動産投資家の顔も持つ。

健康的な生活やスキルアップのために「学びや習い事を始めたい」という人もいるかもしれません。しかし「せっかく始めたけど続かない」といったケースも多いのではないでしょうか。学びや習い事は、継続してこそ成果が出るものです。中途半端な状態でやめてしまったら大きな成果は得られません。本稿では、続けやすい「大人の学び・習い事」のポイントを考察します。

続けやすい「大人の学び・習い事」3つのポイントとは

約3,000人の社会人(20~79歳男女)を対象にしたアンケートをもとに「続けやすい大人の学び・習い事」を考察します。CCCマーケティング株式会社が2020年11月に実施したT会員アンケートによると2019年4月~2020年11月までに「学び・習い事」をした経験を持つ人は、約4人に1人(24.9%)でした。

以下のように男女とも若い世代ほど(20~40代)が「学び・習い事」を検討している割合が高いことが分かります。

【生活者意識調査】大人の学び・習い事
(画像=【生活者意識調査】大人の学び・習い事)

グラフ引用:CCCマーケティング株式会社「【生活者意識調査】大人の学び・習い事」

同アンケートでは、直近で学び・習い事を経験した人の回答をもとにランキングも集計しています。上位2位は、スポーツやフィットネス・筋トレなど体を動かすメニューが中心となりました。

【生活者意識調査】大人の学び・習い事
(画像=【生活者意識調査】大人の学び・習い事)

グラフ引用:CCCマーケティング株式会社「【生活者意識調査】大人の学び・習い事」

また同アンケートでは「過去3年以内に学びの途中でやめてしまった経験がある人」が370人いました。 本稿では、この設問にこそ続けやすい学び・習い事のヒントがあると考えます。学びの途中でやめてしまった理由の1位は「時間がとれなくなった(42.2%)」です。4割以上の人がやめてしまった理由に挙げています。

逆にいうとレッスン時間が短く頻度が低めの学び・習い事であれば続けやすいといえるでしょう。例えば週に2回ペース・1回2時間の習い事では難しくても月に2回ペース・1回30分の習い事ならムリなく続けられる可能性があります。

【生活者意識調査】大人の学び・習い事
(画像=【生活者意識調査】大人の学び・習い事)

グラフ引用:CCCマーケティング株式会社「【生活者意識調査】大人の学び・習い事」

学びの途中でやめてしまった理由2位は「新型コロナウイルス感染症が心配だから(25.4%)」でした。これは、個室やオンラインで学べる環境なら続けることができるかもしれません。3位「金銭的な余裕がなくなった」と4位「学ぶ内容に興味が亡くなった」といった理由については、フォローするのが難しいでしょう。

しかし5位の「教室の場所まで通いきれなくなった」については、教室数の多い学び・習い事であれば近場にある可能性が高いため、スムーズに通いやすいです。なおこの設問は、学びに関するものですがやめてしまった理由の大半は、スポーツ系の習い事とも共通する部分があるといえるのではないでしょうか。

ここまでの内容をまとめると「続けやすい大人の学び・習い事」のポイントは、以下の3つです。

  1. レッスン時間の短い習い事
  2. 新型コロナの感染リスクの低い(またはない)習い事
  3. 教室数や施設数の多い学び・習い事

具体的にこれらの特徴を持った「学び・習い事」は、どんな内容があるかを見ていきましょう。

ポイント1.レッスン時間の短い学び・習い事

前項で見たように時間がとれなくなって学び・習い事をやめる人が約4割います。特に多忙なビジネスパーソンは「レッスン時間の短い学び・習い事」を重視するのが賢明です。

ピアノ教室

ピアノ教室のレッスン時間の設定は、1回あたり30~90分と多岐にわたります。しかし個人レッスンの場合、一般的な設定時間は30分程度です。またレッスンに通うペースは、1ヵ月2~4回程度。これくらいのレッスン時間とペースであれば多忙なビジネスパーソンでもムリなく通えるのではないでしょうか。

ただしピアノなど楽器系の習い事で上達するには、レッスンだけでなくプライベートで練習することも重要です。スキマ時間をうまく使って効率的に上達したいものです。

筋トレ

『北島式筋トレ塾 最短・最速で究極の身体をつくる』の著者でフィットネストレーナーの北島達也さんによると筋トレの理想的なワークアウト(運動)は30分以内、週1~2回に収めるのが理想だそうです。そのため短時間を前提にした筋トレ専門のジムを探してみてはいかがでしょうか。筋トレが短いワークアウトで済む理由は、筋肉の回復に約48~72時間(2~3日)かかるからです。

筋肉は、損傷と修復の反復によって成長していきますが、過度な筋トレをやりすぎて筋肉疲労をため込みすぎると、かえって逆効果になってしまうことは押さえておきましょう。

ポイント2.新型コロナの感染リスクの低い(またはない)学び・習い事

新型コロナウイルス感染が長期化する中、密になるタイプの習い事だと感染リスクの不安があります。先に見たアンケートでも「新型コロナウイルス感染症が心配だから」という理由で学びを途中でやめてしまった人が25.4%もいました。コロナ禍でも感染リスクのない習い事として注目されているのが「パーソナルジムや完全個室ジム」「オンライン外国語」です。

パーソナルジムや完全個室ジム

パーソナルジムとは、専門トレーナーと1対1でトレーニングを指導するタイプのジムです。プロの指導に基づくトレーニングは、ダイエットや筋トレなどの効率を高めてくれます。一方で個室ジムは、完全に区切られた空間でエクササイズをするタイプです。専属トレーナーの有無などさまざまなパターンがあります。当然ながら専属トレーナーありの個室ジムのほうが割高傾向です。

ただし「完全個室」とうたいながら間仕切りや半個室になっているジムもあるため、注意しておきましょう。こういったタイプのジムは、完全個室に比べてコロナ感染リスクが高いといえます。パーソナルジムも個室ジムも利用人数が限定されるため、一般のフィットネスジムよりも入会金や月額会費が割高です。

一例では、パーソナルジムの大手「24/7Workout(トゥエンティーフォーセブンワークアウト)」の2ヵ月コース(75分・週2回)で入会金4万1,800円、月額10万7,800円です。(どちらも税込み)

オンラインの習い事(外国語など)

コロナ禍においてオンラインの習い事が増えています。なかでも人気を集めるジャンルがオンライン外国語です。オンライン受講形式は、新型コロナ感染リスクを下げるだけでなく格安なプランが多いことも魅力の一つ。一例では「レアジョブ英会話」では、毎日25分のレッスンが1ヵ月6,380円(税込み)で学べます。

またオンライン習い事の総合サイト「カフェトーク」でも語学系のメニューが豊富です。英語だけでなく台湾語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語などが手軽な料金体系で受講できます。一例では、英会話レッスン50分が2,000ポイント(税込み2,200円:1ポイント= 1.1円)のような設定です。

ポイント3.教室数/施設数の多い学び・習い事

学びの途中でやめてしまった理由の5位が「教室の場所まで通いきれなくなった(11.9%)」というものでした。教室数や施設数の多い学び・習い事であれば近場にある可能性が高くなるため、スムーズに通いやすいでしょう。また職場や住まいが変わっても新たな教室や施設を探したり継続したりしやすいです。

教室数や施設数の多い習い事の一例は、フィットネスジムや水泳、英会話、書道など。近年は、プログラミング教室も主要駅の近郊に多く見られます。またSNSやネット上でヨガ教室や料理教室なども見受けられます。

学び・習い事を始めるときは無料体験を経て申し込みがベター

途中で学び・習い事をやめてしまった理由には、ここでフォーカスした以外にも以下のような内容があります。

  • 内容やレベルが考えていたものと違っていた(10.8%)
  • 他の生徒や教室の雰囲気と合わなかった(7.0%)
  • 講師と合わなかった(4.6%)

これらのやめてしまった理由については、事前対策が難しく実際に通ってみないと分かりません。そのため学び・習い事を始めるときには、いきなり入会申し込みをするのではなく無料体験をすることが大切です。あわせて年間契約などの長期契約もお得さだけで考慮せず自分との相性を確認したうえで検討しましょう。

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