【海外で盲腸に!?】知っておきたい世界の虫垂炎手術費用
(画像=Vadim/stock.adobe.com)

海外旅行・出張中に「まさか」の事態が発生することはままあります。海外でケガをしたり病気になったりしたとき、気になるのが医療費です。国内では公的医療保険があり費用を一部負担するだけでさまざまな医療が受けられますが、海外で治療を受けた場合、基本的には費用の全額をその場で支払わなければなりません。

例えば、多くの人に発症する可能性がある虫垂炎の手術費用も国によって大きく異なります。ここでは、国ごとの虫垂炎の手術費用を紹介します。

なぜ海外では医療費が高くなる?

厚生労働省が作成した「社会保障制度の国際比較について」によると、日本やフランスには国民皆保険制度があるものの、ドイツやアメリカでは保険に加入するかどうかは国民自身に委ねられています。

イギリスでは、税金で運営される国営の国民保険サービスが用意されており、外来診療等は無料で受けられます。

ただし、これらはその国の国民向けの制度であって、海外旅行者は対象に含まれません。帰国後には健康保険から医療費の一部の払い戻しを受けたり、加入している生命保険等から給付金を受け取ったりすることもできますが、基本的にはその場で医療費全額を精算する必要があります。

このように、海外ではその国の保険制度の対象外となるため、どうしても医療費が高額になってしまうのです。

あの国はいくら?世界の虫垂炎手術費用比較

ここからは、日本と海外の虫垂炎手術費用を比較します。

日本 アメリカ カナダ フランス 中国
手術費用 60万円 300万円 81万2,500円 108万9,200円 7万7,800~155万6,000円
平均入院日数 4日 2日 2日 3日 3~7日

日本、アメリカ、カナダ、フランス、中国の中では、アメリカがもっとも高く、虫垂炎手術費用は平均300万円にのぼるとのことです。平均入院日数から考えると、1日150万円の医療費がかかる計算です。

海外での医療費は帰国後に一部戻ってくる

海外での治療費は想像以上に高額です。万が一海外で高額な医療費を支払ったとしても、帰国後に一部払い戻しを受けられます。海外で医療費を支払った方は、忘れず申請しましょう。払い戻し申請の手順を説明します。なお、協会けんぽのほか、国保でも払い戻しは可能です。

<健康保険の払い戻し申請手続きの手順>

  1. 受診した海外の医療機関で費用全額を支払う
  2. 医療費を支払った証明として治療内容や医療費の内訳が書かれた領収書を受け取る
  3. 帰国後、領収書等とパスポート、保険証、印鑑を持って加入している健康保険の窓口で申請を行う
  4. 申請時に指定した口座に給付金が振り込まれる

<民間保険会社の保険金の申請手順>

  1. 各保険会社が用意する所定の様式の診断書(英文)をダウンロードして印刷する
  2. 入院や手術に関する診断書を、治療を受けた医療機関に記入してもらい提出・申請する
  3. 申請時に指定した口座に保険金が支払われる

民間の保険会社に提出する診断書は、帰国前に取得することをおすすめします。

海外に行くときは万が一の事態も想定しておこう

ケガや病気は、いつどこで起こるかわからないものです。海外での医療機関の受診も、珍しいことではありません。海外に行く際には、民間保険会社が用意する英文の診断書をプリントアウトしておき、荷物に入れておくことよいでしょう。

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