医師と学ぶ資産形成
(勤務医ドットコム から引用)

医師の方と一緒に資産形成や税金対策を学んでいくスペシャルコンテンツ。
精神科医前田先生との連載第3回目となる今回は、さまざまな資産運用についてそれぞれのメリット、デメリットを詳しく解説します。

リスクとリターンの数値で運用方法を見極める

医師と学ぶ資産形成
(勤務医ドットコム から引用)

大内 資産を増やすための一般的な考え方としては、「支出を減らす」「収入を増やす」、そして貯まったお金で「資産を運用する」という3つが挙げられます。先生も資産を増やしたいというお考えはありますよね?

前田先生 もちろんです。

大内 貯まった金融資産を運用する場合、どういった投資先があるのか。オーソドックスなものとしては、預貯金、不動産、投資信託、FXなどがありますね。それぞれのリスクとリターンの比率はこういった形になっています。

医師と学ぶ資産形成
(勤務医ドットコム から引用)

大内 先生は外貨建てをされているんでしたね。

前田先生 そうですね。仮想通貨も少しやりました。メジャーなものからメジャーじゃないものまで見てましたけど、やっぱりメジャーじゃないものはよくなかったですね。

大内 私のお客さまでもやってらっしゃる方は多かったのですが、結果、換金できないまま終わる方も多いですね。先生が投資に目を向けて行動を始めたのはいつ頃からですか?

前田先生 動き出したのは2年ぐらい前ですね。不動産を見始めたのが入り口です。

大内 なるほど。では投資の知識もあるかと思いますが、改めて説明させていただきます。ローリスク・ローリターンに分類されるものから見ていきますと、まず金投資があります。利息や配当はなく、売却するまではそのまま保有という形です。メリットとしては、現物資産という形で価値が0にはなりません。デメリットは初期の投資額が大きいことと、融資を受けることは難しいので自己資金でやらないといけないことですね。
次に、ミドルリスク・ミドルリターンは、まず不動産投資ですね。メリットとしては、外的環境の影響が少ない、経済の影響を受けにくいというところがあります。景気が悪化しても家賃っていきなり下がったりしないじゃないですか。あとは、家賃という形で長期的安定収入が得られること。融資を受けて始められるというのも大きなメリットです。デメリットに関しては、流動性が低いことが挙げられます。販売したくても買い手がすぐに見つからなかったり、持ち続けなければならないというようなことが起こってしまう。取引コストが大きいというのもデメリットになります。不動産は皆さんが購入できるわけではなく、ある程度の年収や勤続年数が必要になってきます。

前田先生 医者が融資を受ける場合、大きな病院で働いていたほうが有利ですか?

大内 大きな病院かフリーかというのは関係なくて、年収によって融資額が変わってきます。直近3年ぐらいの勤務先と年収が大事になってきますね。

前田先生 3年ぐらいが評価されるのですね。勉強になります。

医師が資産運用する場合、節税になるかがポイント

医師と学ぶ資産形成
(勤務医ドットコム から引用)

大内 もう1つは投資信託ですね。メリットとしては、少額から始められることと、プロに任せられることが挙げられます。また、分散投資なのでリスクはある程度低くなります。デメリットとしては、価格変動リスクなど外的環境の影響が出ることです。次が株。こちらも少額で始められる仕組みも出てきて取り組みやすい環境になってきています。株主優待券というメリットもありますね。デメリットに関しては投資信託とほぼ一緒ですね。お医者様でやってる方はあまりいないんですよ。多忙の中で変動するチャートを見ると精神的不安になって仕事に集中できないようですね。

前田先生 分かります。株は学生のころからやってますけど、少ししか入れてないです。やはり、自分で調べて選んでというのはしんどいですね。

大内 やはりそこはデメリットになりますよね。最後はFXですね。メリットとしては少額からOKでレバレッジをきかせることができます。手数料が安く、平日から取引可能というのもメリットですね。デメリットは、元本の保証がまったくないので、レバレッジをきかせて資本以上のものを損してしまう可能性があります。
以上が、大まかな投資商品の種類になります。その中で自分にあったもので運用することになりますが、ポイントが2つあって、1つは自己資金を使うか使わないかという点です。お金のかからない投資はあるのかというと、不動産投資とエネルギー関係が挙げられます。この2つは運用するものによって自己資金の有無が変わってきます。

前田先生 限られた資金の中でどう運用するかというのは考えるので、それは大事なポイントですね。

大内 2つ目は投資する目的です。一般的な会社員の方が投資をする目的としては不労所得や年金対策のためという方が多いです。一方、医師など高所得の方の目的には節税がありますよね。なので、節税をしてお金を残すという考えの方が多い。となると、そこに唯一当てはまるのが不動産投資となります。

前田先生 なるほど。

大内 次回は、なぜ医師が不動産投資を選ぶのかというのを詳しくお話していきます。

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