医大生におすすめの3つの勉強方法と必要になる5つの資格とは?
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厳しい試験を通過して医学部に入学した医大生にとって大学入学は、決してゴールではありません。大学に入ってからも地道な勉強が必要です。しかし勉強に自信があっても学部での勉強を受験勉強と同じように考えているとうまくいかない可能性があります。医学部を留年せずに卒業したいなら医大生に適した勉強方法を身につけることが重要です。

本記事では、医大生におすすめの勉強法と医大生に必要な資格、勉強法について紹介します。

医大生に求められる勉強量は非常に多い

医学部は、試験の頻度と必修科目が多く求められる勉強量が非常に多い傾向です。一つでも必修科目を落とすことがあれば留年してしまうため、講義をおろそかにすることは許されません。医学部の試験は、合格点が決められている試験であれば基準は分かりやすいです。しかし合格点が決められている場合でも難関だった試験では最終的に相対評価で判断されることもあります。

万が一、不合格となってしまった場合でも追試の合格で留年を回避できることもあるでしょう。ただし不合格でも追試で受かれば問題ないと考えると本試験に身が入らなくなってしまいかねません。そのため追試のある試験でも追試はあくまで保険と考えて本試験で合格する努力をすることが重要です。

大学試験の合格を目指す医大生の勉強法

大学試験の合格を目指すための医大生の勉強方法は、主に以下の3つです。

  • 講義の要点を理解する
  • 過去問を集める
  • 音読を意識する

講義の要点を理解する

まずは、講義を聞いたうえで要点を理解しましょう。講義が試験の内容に直結するため、合格を目指すのに最も有効です。しかしすべての講義において一言一句逃さずに聞き続けメモを取るのは難しいため、要点のみをレジュメやノートなどにまとめるようにしましょう。どうしても講義の内容を残しておきたいのであればボイスレコーダーやスマホの録音機能を使用して講義の記録を残すのが確実です。

仮にレジュメやノートにない情報が必要になった場合でも記録した録音データを聞き直すことで復習することができます。ただし講義で録音を禁止している場合は、機器の使用を控えましょう。

過去問を集める

過去問を集めて勉強するのは、試験の合格を目指すのに非常に有効で医大生の試験においても例外ではありません。インターネット上にアップロードされている過去問や周りの友達や先輩から集めるなどして最低でも直近5年分の過去問はそろえたいところです。ただし10年以上前の古い過去問は、問題の傾向が変わっており参考にならない可能性があります。

また過去問の丸暗記にならないように気をつけましょう。

音読を意識する

レジュメや教科書の内容を頭に入れる際、見るだけでは頭に入りにくかったり書くのは時間がかかったりしがちです。しかし音読であれば書くよりも短時間で繰り返し内容を復習でき声に出して読むことで黙読よりも頭に残りやすいでしょう。場所によっては、声を出すことができない場合もありますが自室などで音読を継続して行うことがおすすめです。

また音読だけではどうしても覚えられない部分や書かないと不安に感じる場合もあるかもしれません。その場合は、パソコンでのタイピングを利用してアウトプットの時間を短縮することで効率的に知識を定着させてみてはいかがでしょうか。

医大生に必要な資格とその勉強法

医大生において大学試験の合格は、最も重要です。しかし医師免許など医者を志すなら押さえておきたい資格もあります。医大生のうちに将来役に立つ資格を取っておけば大きなアドバンテージとなるでしょう。そこでここからは、取得を推進する5つの資格と各資格の勉強方法について解説します。

  • 医師免許(医師国家試験)
  • 食生活アドバイザー
  • 英語に関する資格(TOEICなど)
  • 自動車免許
  • FP(ファイナンシャルプランナー)

医師免許(医師国家試験)

医師になるなら医師国家試験の合格は必須です。基本的な勉強方法は、大学試験の要領で問題ありません。しかし試験範囲が絞られている大学試験とは異なり範囲が広いのでモチベーションの維持が重要です。医大生であれば多くの人が取得する資格のため、周りと協力して臨むことで情報を得やすくなりモチベーションの維持がしやすいでしょう。

試験勉強は、長期にわたりますが大学と両立しながら無理のないように継続することが大切です。

食生活アドバイザー

医師は、時として患者の健康のために食生活に対してアドバイスが必要になることも少なくありません。食生活に対して正しい知識を身につけることで患者へ適切なアドバイスができるようになります。食生活アドバイザーは、人が健康な生活を送るための方法を食生活の観点から提案するための資格です。食生活アドバイザーの試験は、7月と11月の年2回実施されています。

また合格率は、平均で3級が約65%、2級は約40%です。独学で合格を目指すこともできますが合格に特化した講座も開催されているため、効果的に学習したい人は受講を検討してもよいでしょう。食生活アドバイザーは、医師の仕事に直結する資格のため、専門的な医療資格以外で取得する資格を迷っているなら取得しておきたい資格です。

英語に関する資格(TOEICなど)

医師もTOEICなどの英語に関する資格を取得しておくと転職の際に有利に働くことがあります。英語系の資格は、受験勉強で培った英語力を活かすのが効果的です。特に勉強した英語の知識が残っている1年や2年のうちに取得を目指すと楽になります。英語の勉強に関しては受験勉強の延長になるため、使用機会が少なくなり忘れる前に効率的に資格を取得しておきましょう。

自動車免許

郊外勤務で電車通勤が難しくなる状況に備えて自動車免許を学生のうちに取得しておくと備えになります。特に医師は多忙となるため、大学卒業後に自動車免許を取るのが難しい傾向です。自動車免許の取得は「自動車学校に通う」「合宿免許で取得する」といった方法があります。例えば時間が捻出しやすい大学生のうちに長期休暇を利用して合宿免許で取得するのも方法の一つです。

自分の都合に合わせてどちらかの方法で自動車免許を取得しておきましょう。

FP(ファイナンシャルプランナー)

医師になり収入が高くなるほど納める税金の額も大きくなります。医師は、他の職業と比較しても年収が高い傾向のため、節税の知識は必須です。将来的に開業を考えている場合は、自営業者として確定申告をする際に税金の知識が必要になります。また貯蓄や資産運用を効果的に実施していくためには、金融リテラシーを高めておくことが必要です。

将来的に高収入が期待される医師にとって税金や資産運用など総合的な金融リテラシーを身につけるのに役立つのがFP(ファイナンシャルプランナー)。FPは、節税や資産運用を含む総合的な金融知識を用いて顧客のライフプランを設計する資格です。国家資格となるFPは、年間3回の試験があるため、非常に取得しやすいでしょう。2021年度1月実施の合格率は以下の通りです。

  • FP3級:学科87.92%、実技(資産設計提案業務)86.53%
  • FP2級:学科44.02%、実技(資産設計提案業務)71.01%

FPには、1級資格と民間資格のAFPやCFPがありますがこちらの資格では実務レベルの知識が求められます。医大生のうちに節税や不動産投資を含む資産運用の知識を身につけておくと医師になった後に役立つでしょう。

医大生の勉強はモチベーションの維持が重要

医大生の勉強は、6年という長期にわたるため、受験勉強以上にモチベーションの維持が重要です。そのため試験の合格を目指す効率的な勉強を行い少しでも勉強以外の時間を増やし息抜きをする時間も取れるようにしましょう。また医師になるうえで必要な資格はたくさんあるため、大学試験と並行して勉強していくことが必要です。

一度にすべての資格を取得するのは難しいため、6年という時間を活かして年度ごとに取得する資格を計画しながら勉強に臨みましょう。大学試験の勉強だけでも勉強量は非常に多いですが無理をせずに効率的な勉強方法を実践して大学生活を楽しんでください。

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