お金がないのに肥満のナゾ お金と生活習慣の関係性とは
(画像=Kurhan/stock.adobe.com)

お金持ちといえば恰幅のいい男性をイメージする人もいるかもしれません。ところが、厚生労働省の「平成30年 国民健康・栄養調査結果の概要」によると、年収200万円未満のうち男性の約3割、女性の約2割が肥満傾向であることが分かってきました。食事に不自由なくお金を使えるお金持ちだけでなく、限られた収入で生活費をやりくりする方も肥満の傾向なのはなぜなのでしょうか。お金に縁がない人の食生活の特徴を紹介します。

調査で発覚。年収が低いほうが不健康な食生活を送っている

厚生労働省の「国民健康・栄養調査(2018年)」によると「所得が少ないほうが不健康な食生活を送っている」ことが分かりました。

<国民健康・栄養調査(2018年)で分かった所得による食生活の違い>

世帯所得年600万円以上世帯所得年200万円未満
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をほとんど毎日食べている人の割合52.5%57.5%37.3%39.6%
野菜摂取量の平均値296.6グラム278.5グラム253.9グラム266.6グラム

毎日バランスのいい食事を摂取できているのは、年間の世帯所得600万円以上で男女ともに半数以上いますが世帯所得200万円未満は男女ともに40%を下回っています。またバランスのよい食事を摂取できない理由として世帯所得年200万円未満の2~3割が「食費の余裕がない」と回答しているのが特徴です。

野菜の摂取量を見ても世帯年収600万円以上の平均値が300グラムに近いのに対し世帯年収200万円未満では250~260グラム程度にとどまっています。これらのことから世帯所得と食生活には、相関性があるといっていいでしょう。

食生活だけじゃない!生活習慣の差

また同調査では、食生活だけでなく運動や喫煙、飲酒、睡眠、受診の有無によっても収入による差があることが分かりました。

世帯所得年600万円以上世帯所得年200万円未満
運動習慣のない者の割合61.7%63.1%66.4%70.9%
現在習慣的に喫煙している者の割合27.3%6.5%34.3%13.7%
生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合19.2%8.7%12.1%6.6%
睡眠で休養が十分取れていない者の割合22.0%20.2%16.4%28.1%
未受診者の割合16.7%26.1%40.7%41.1%

世帯所得年200万円未満のほうが運動をする習慣がない割合が若干高く喫煙習慣がある人も世帯年収600万円以上より多いことが分かります。睡眠で休養が十分に取れていない者の割合は、世帯所得年200万円未満の女性が多い傾向で約3割近くです。飲酒量に関しては、男女ともに世帯所得年600万円以上のほうが高くなっています。

収入がなければ健康な生活も送れない

2018年3月に滋賀医科大学で「世帯収入が少ない女性ほど肥満リスクが高い傾向にあることが分かった」と発表しています。世帯所得年600万円未満の女性は、それ以上となる女性の約1.7倍の肥満リスクがあるとのことです。健康的な生活を送るために少なからず必要なものは、お金なのかもしれません。

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