株式会社WINX代表取締役・秋葉との信頼関係のもと、西新宿のマンションをご購入された高野先生。家族の将来を考えた資産形成に取り組み、安定した運用を続けていらっしゃいます。
そんな高野先生が考える「不動産投資に向いている人」とはどんな人なのか、また秋葉が考える「不動産投資の成功に必要な要素」とは何か。2人の対談の後編をお送りします。
安心して相談できる人に出会うまでは「買わない」という決断も必要
高野 僕は日々の業務が忙しく、なかなか不動産投資について勉強する時間がありませんでした。でも、自分で学べない代わりにアドバイスを聞く意識や人に任せる意識を持てたことが逆によかったのかなと思います。
秋葉 ご自身で調べるには限界があると以前からおっしゃっていましたね。でも確かに、その「人に任せる意識」も成功のためには非常に重要なポイントだと思います。
もちろん先生もご自身で調べられる範囲でいろいろな裏取りはされていらっしゃると思いますけど、自分で調べることができる領域を超えた情報を得る場合に1から10まで自分が納得しないと決定できない方なのか、あるいはご自身が1から5まで把握できていればあとの6から10は人に任せることができるタイプの方なのか。
その違いは大きいかもしれません。先生は人に任せることができる方で、なおかつ上手に人を巻き込んでいらっしゃる気がします。巻き込まれた僕らはプレッシャーなんですが(笑)、それはまったく重いものではなく、責任を果たす役割を与えていただいたという意味で非常にありがたいと思っています。
ところで先生は、どういった思考や考え、性格をお持ちの方が不動産投資に向いていると思われますか?
高野 買う側からすると、やっぱりお金を使うって不安なことじゃないですか。マンションのような大きな買い物をする時には特に大きな不安を感じますよね。
どのくらいのお金が必要で、どのくらいの借入が可能で、どうやったら無理せず返していけるのか。そうした不安を抱えたまま誰にも相談することなく買うというのは、精神的にもかなりのリスクになります。
ですので、相談できるような人に出会わないうちは買わないという判断ができる人に向いているんじゃないかと思います。ちょっとずつ、背伸びをしないで、自分が安心できるかどうかを第一に考えた行動が取れる方には向いているのではないでしょうか。
業者に丸投げせず「知ろう」という気持ちが不動産投資を成功させる
秋葉 なるほど。先生の答えと近いかもしれませんが、私も慎重な方に不動産投資は向いているのではないかなと思います。博打(ばくち)を打つような、イチかバチかみたいな感覚で購入される人ではなく、どちらかといえば石橋を叩いて渡るような慎重な性格の方が成功されているように感じます。
あとはやはり、先生のように勉強熱心な方や、積極的に知ろうという意識がある方ですね。不動産投資で「失敗した」「騙された」と感じてしまう方は、自ら運用について知ろうとせず業者に丸投げしてしまった人が多いのではないかと思うんです。
しっかりと説明を聞き、それをその人なりに理解して、多少なりとも運用に自ら関心を持とうと考えているかどうか。それによって、いざリスクをはらむようなことが起きたとしても冷静で損のない判断ができるのだと考えています。
僕は事業者側ですので、不動産に関わったことで失敗したと思ってほしくはないですし、そうならないようにご説明もさせていただいています。でも失敗してしまう人は少なからずいらして、そういう人は不動産が嫌いになってしまうんですね。
嫌いになると愛着もわかなくなり、なおさら悪循環に陥ってしまいます。そうした状況に陥らないためには、慎重に決断し、決断後は積極的に運用について知ろうとする意識が欠かせないのだと思います。
高野 今の話を聞いても思いますが、秋葉さんみたいな人っていうのは本当に今まで出会ったことがないですね。この年齢でなぜこんなに優れた感覚と気配りができるのか。本当は55歳ぐらいなんじゃないかと(笑)。
子供の将来のために、WINXでもう一件持ちたい
秋葉 先生は不動産投資において今後どのような展望をお持ちですか?
高野 WINXでもう一件持ちたいですね。銀行や自己資金との兼ね合いもありますが、残りの人生と家族の将来を考えると、もう少し資産として残せる物件を持っておきたいと思っています。自分は子供より先に死んでいくことになるだろうし、その時のために少しでも安心材料を残しておきたい。思うことはそれだけです。ですので、これからも秋葉さんにはいろいろ相談に乗ってもらいたいと思っています。
秋葉 もちろんです。少しでもご安心いただけるようにサポートさせていただきます。