ドラマで話題になった「医系技官」って何をする人?誰がなれるの?
(画像=mrwinn/stock.adobe.com)

2021年夏、救命救急を題材とした医療ドラマが話題となりました。作中に登場した、聞き慣れない「医系技官」という職業、一体どのような仕事なのか気になった方も多いでしょう。ここでは、医系技官とは何か、医系技官になるために必要なものは何か説明します。

医系技官とは

医系技官とは厚生労働省の職員で、人々の健康を守るために保健医療に関わる制度づくりの中心となって活躍する技術系行政官を指します。

医系技官は医師免許や歯科医師免許を有しており、医療に関する豊富な知識を持って政策立案から実施に至るまで、制度づくりのあらゆるプロセスに関わります。

現場の視察から審議会での議論、政策案・法案・予算案の立案、政策の実施と、その業務は広範囲にわたり、臨床の現場で活躍する医師とは大きく異なる働き方を求められるのが特徴です。

医系技官には医療に関する専門知識はもちろん、行政に携わるため行政官としての専門性も求められます。施策に関する知識や関わる人々との調整を行うスキル、公平性や公正性など、行政官らしさを求められる職業です。

医系技官になる方法

医系技官になるためには、まず医師免許・歯科医師免許を取得する必要があります。また、免許を取得するだけでなく、現場での研修も必要です。病院や診療所で一定期間、現場での業務を理解します。

そうしてやっと、厚生労働省が実施する「医系技官採用試験」を受験できます。医系技官採用試験は毎年6月と11月に実施されており、歯科に関しては11月のみの実施です。

厚生労働省では、医系技官を目指す人を対象とした勉強会や各種セミナーを開催しています。オンラインでも開催されているので、医系技官とはどのような職業なのか、詳細を知りたい場合は参加してみることをおすすめします。

医系技官に向いている人は

医系技官に向いているのは、より多くの人に貢献したいと考えている方です。また、さまざまな人と協力して1つのものを作り上げるのが好きな人、1つの物事に対して長期的に取り組むことが苦ではない人も向いています。

医師のセカンドキャリアとしても

医系技官は、新卒でなくとも応募できます。一度医師になったものの、現場で現在の医療体制に疑問を持った方や、現場での仕事に限界を感じたというような方でも医系技官の採用試験を受けられます。

これから医師免許を取得する方も、すでに医師として活躍されている方も、臨床系の医師以外の働き方で社会に貢献できる医系技官という職業があることを覚えておいて損はなさそうです。

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